コスメカウンターが怖い

 

「コスメカウンター(デパートの化粧品売り場)に行くと、強引に何か高いものを買わされそうで怖い」

 

「コスメに詳しくないし、ブランド品も持っていないので、B.A(ビューティーアドバイザー)にバカにされそうで、避けてしまう」

 

コスメカウンターの利用状況を調べると、上記のような口コミや体験談をよく目にします。

 

たしかに、コスメカウンターが初めてだと、お店自体も煌びやかで高級感がありますし、接客してくれるビューティーアドバイザーの方も接客のプロのようなやや近づきにくいオーラがありますので、住む世界が違うように感じることはあります。

 

でも実際に話をしてみると、最初のイメージとは違い、物腰が柔らかく、話やすい方もいます。

 

コスメカウンターに対しての悪い口コミや体験談を見てますと、商品を勧められるというお店としての営業以前に、人としての振舞いがおかしなB.Aも見受けられますが、その対応=コスメカウンター全部という訳ではありませんので、そういう方に当たってしまった場合は、機会を改めたり、話の出来る方とだけ話すようにしましょう。

 

こちらでは、コスメカウンターが初めての方へ、コスメカウンターの利用の仕方、使い方などをいろいろ紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

 

コスメカウンターって何?利用する目的は?

 

たくさん化粧品が置いてあって、接客してくれる専門の店員さんがいる。

 

外から見たコスメカウンターの印象って、利用されたことが無い人にとっては、こんな感じのイメージではないでしょうか。

 

では、実際に通っているお客さんの立場では一体何をしにコスメカウンターを訪れているのでしょうか。

 

別に「コスメフリーク」というものではないのですが、1カ月に1回はコスメカウンターへ通っている方がいます。

 

なぜそうしているのか、と訊ねてみますと

 

「自分の肌にあっていて、気に入っているブランドの新製品がどういうものか、チェックしに行くためと、今の自分のメイクやスキンケアで足りないものの情報を仕入れに行くため」

 

だとおっしゃっていました。

 

この方は美容雑誌を読まないため、現場で情報収集をするとのことです。

 

そのため、コスメカウンターで新製品を買うときもあれば、勧められたからと言っても買わないこともあるようです。目的は情報収集であり、化粧品でできる美容に関する最新情報を得るために訪れているそうです。

 

確かに、コスメカウンターは、単に化粧品を置いている場所ではありません。加えて、単なる販売店でもありません。

 

B.A.(ビューティー・アドバイザー)はブランドの情報発信者でもあり、また新製品の解説者でもあり、最新情報を知っている方です。

 

コスメカウンターを利用するなら、化粧品を購入するという部分だけでなく、様々なそういった美容情報を得るために、利用してみるという使い方もあります。

 

買いたいものや試したいコスメを先に決めておく

 

 

美容や化粧品に興味を持ってくると、やはり美容雑誌に掲載されている、有名なコスメブランドは一度は使ってみたいものです。でもドラッグストアや住んでいる地域によっては、商品その物が化粧品売り場に置いていないこともよくあります。

 

今ならネットショッピングで簡単に手に入りますが、やはり、実物を実際に見て、使ってみたくなります。

 

そんな時、やはり煌びやかな駅ビルやデパートの中にお店を構える、有名ブランドを扱うコスメカウンター(化粧品売り場)は、気になる憧れの場所でもあります。

 

しかし、初めて訪れる時、お店の人(ビューティーアドバイザー)と何を話してよいか、何を聞いて良いのか、わからないことも多いと思います。

 

特に学生で、お金に余裕が無かったり、化粧品の知識もあまり持ち合わせてなかったりすればなおさら、コスメカウンターは、私が行くような場所じゃないと、身構えてしまうのではないでしょうか。

 

また、初対面や年上の人との会話が苦手だったり、口下手で上手く自分の意見を伝えるのが苦手だったりすると、お店の人に勧められるまま、欲しくも無い商品を嫌々購入してしまうなんてことにもなりません。

 

もし行く前からどうしようと不安になっているようでしたら、あらかじめ、ご自身が気になっている商品やコスメを決めておくと良いです。

 

「今日、これを買いたい。これ以外は欲しくない」

 

このように決めて置くと、いざ初対面のB.A(ビューティーアドバイザー)に声を掛けられて接客してもらった時でも、答えに困らずに、話のきっかけも掴みやすいです。

 

また、話を聞いているうちに高級なモノを進めたら、困るとお思いでしたら、B.A.に正直にこの金額までと、予算と欲しいものを伝えておくと、他の商品や高いモノを勧められることは無くなりますし、また違う商品に興味を持っても、予算を理由に、断りやすいです。

 

コスメカウンターは化粧品に関する総合相談所です。また紹介されたからと言って、購入しなければならない訳でもありません。

 

狙っていた新色のアイシャドウが自分には似合っていなかったけれども、せっかく来たのだから、何か買いたい、という場合は、アイシャドウではなくてもいいです。

 

チークでも、口紅でも、B.A.のおすすめの色を提案してもらって、気に入ればそちらを買っても良いのです。

 

買わない選択もあれば、買う選択もあります。

 

常に自分で買うかどうか決めるというスタンスで行けば、コスメカウンターも怖くなくなります。

 

では、コスメカウンターに行く心構え(目的)が出来たとして、でも実際、行って見たら、接客をしてくれるB.A.(ビューティー・アドバイザー)とのやりとりなど初めてでは、どうして良いかわからないことも多いと思います。

 

そこで、コスメカウンターを利用する上で注意しておきたいことについて紹介します。

 

 

コスメカウンターでサンプルを試す時は、出来れば一声かけましょう


コスメカウンターへ行くと、さまざまな化粧品が並んでいて、目移りしてしまいます。

 

この中から、自分に似合う新しい色が見つかるかもしれない、憧れていた色が似合うように変わっているかもしれない。そんな期待を膨らませてくれます。

 

いくら「さぁ、どうぞ」という具合にサンプルが用意されていても、何も言わず、勝手に使ってしまうのはあまり宜しくありません。

 

もちろん声掛けは、強制ではありませんが、コスメカウンターでは、B.A((ビューティーアドバイザー))が、サンプルを含めすべて管理していますし、それぞれの商品知識も豊富に持っています。

 

お客様がどの商品を使うにしても、組み合わせや相性などを常に考えていますし、売っている商品に対して愛着を持っています。

 

ですので、忙しそうであっても、B.A.(ビューティー・アドバイザー)に「試して見ても良いですか?」など、一声をかけてから使うようにしましょう。

 

そうすれば気持ちよく使わせてもらえますし、余裕を持って、選ぶこともできます。

 

サンプルを勝手に、しかも乱暴に使っていくようなお客様がいたら、やはり接客してくれるB.Aの立場で考えても、あまり気分が良くないと思います。

 

特にお互い初対面の場合は、実際の性格のようなものは、わかりません。

 

気心知れてる仲でしたら、何も思わない行動でも、知らない人からされると、嫌だったり、気になることもあります。

 

お互い気持ちよく過ごすためにも、少しの心使い、気遣いをしましょう。

 

また、一声掛けることで、B.Aとの話のきっかけにもなりますし、声を掛けた後のB.Aの対応でも、その方の人となりがわかります。

 

あきらかに対応が悪かったり、不機嫌そうだったり、自分とは感覚が合わなそうと、思えば、他のコスメカウンターに変えたり、別の日にそのお店の別のB.Aに対応してもらうようにすることもできます。

 

 

コスメカウンターは、サンプル目的で行くのは控えましょう

 

コスメカウンターでは、サンプルが置いてありますし、なかなか購入できない高級コスメを無料で試すこともできますし、特に新製品はサンプルも多く用意されていますので、サンプル目当てに訪れていると言う人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、始めからサンプル目的で行くのは、せっかく美容に詳しいB.A.がいるコスメカウンターの利用方法として、あまり良い使い方ではありません。

 

お店側の立場としては、サンプルを配布していますが、ティッシュ配りのように誰にでも配るために用意してるというよりかは、商品に興味のあるお客様に試してもらい、似合うか、肌に合うかなどの相性を確認してもらうために、用意してるお試し商品になります。

 

たしかに、一人で家でじっくり試したいというのもわからなくもありませんが、せっかくコスメカウンターに来ているのであれば、せめて肌に合うか、その場で確認してもらうのが良いですし、出来れば、それ以外の商品についても聞いて、情報収集しておくというのも、最新の情報を仕入れる、機会にもなります。

 

また、B.Aとそういう会話が出来るようになれば、次回訪れる時にも、気軽に立ち寄りやすくなります。

 

コスメカウンターは、一度行って終わりということではなく、新製品が出る度、気になる商品があれば、お世話になります。

 

今回は、サンプルだけもらったとしても、次、訪れる時には、何か購入する意志があると思ってもらえると、B.Aの立場でも、その接客の時間が、無駄になりません。

 

いつもサンプル目当てで訪れていて、この人は”買わないお客”というレッテルで見られてしまうと、B.Aの立場で考えれば、その方に対して、真面目に接客する意欲がなかなか湧いてこないと思います。

 

もちろんお仕事ですので、最低限の接客はしてもらえると思いますが、結局、サンプルだけもらって買わない人であれば、対応は、次第にシビアにならざるおえないでしょう。

 

また、B.Aの立場で考えれば、お客が来ても、その人には接客しない方が良い(接客する時間が無駄)という結論になりかねません。

 

絶対に何か買わなければならない、ということではありませんが、サンプル獲得のためだけに行くのは、コスメカウンターと長く付き合うことを考えるなら、あまりおすすめはできません。

 

出来れば、B.Aの方から「良かったこちらのサンプルも使ってみてください」と言って、サンプルをもらえるようになると、コスメカウンターの上級者と言えます。

 

 

サンプルを試すときは、手の甲ではなく、腕の柔らかな部分に

 

気になってる商品があった場合、実際に、自分の肌との相性を試して見たくなります。

 

その際には、手の甲ではなく、腕の柔らかな部分につけてもらえば、すぐに効果が出てきます。

 

 

また感触もよくわかります。

 

「肌が敏感であるから、即座に実物を買うのは怖い。」

 

というのであれば、コスメカウンターでつけてもらって、しばらく待ってみるだけで、ちゃんと答えは出てきます。

 

それから買うかどうか決めることもできます。

 

自分の好みではない感触や香りの化粧品を使うのは苦痛ですし、肌に合わなければ途方にくれます。しかしながら、試しづけをさせてもらうだけでも、十分に確認はできます。

 

口紅も同じです。唇が荒れやすいなら、荒れるかどうかを、自分の好みの色をつけさせてもらい、しばらく待てば答えは出ます。

 

またテスターについても勝手に使用するのではなく、B.A.に断りを入れてからが良いでしょう。

 

 

コスメカウンターでは、教えてもらう、情報を聞くというスタンスで接しましょう

 

 
化粧品関連の会社に勤めている、そういった美容関係の仕事をしているということでもなければ、総合的なコスメの知識では、常にコスメの現場で仕事をされているB.Aには適いません。

 

仮に、いろいろと独学で勉強して、美容の知識に自信を持っていたとしても、コスメカウンターでは、やはり、B.Aから最新の美容情報を教えてもらうという姿勢で行くのが、コスメカウンターを上手く使いこなすコツです。

 

時には、話をしていく中でB.Aと美容に関して意見が合わない、情報が間違っている?と感じることもお互い人間ですので、あると思いますが、その部分をことさら取り上げて、訂正したり情報の正否を問うということは、B.Aとの良好な関係を築く場合には、あまり宜しくないでしょう。

 

意見が合わないと感じた部分はそれ以上深堀せず、自分が知らない別の新しい情報がないか話題を変えて、情報を引き出す事を目的として話を進めると、コスメカウンターでの時間を有意義に使えます。

 

たとえば新製品が気になっていても、今の自分の肌には不向きであることもありますが、そういう肌の悩みがあることを謙虚に伝えておくと、親身になって、一緒に合う商品を選んでくれます。

 

あまりにも接客してくれるB.Aと話が噛み合わないと感じた場合は、別のB.Aを探すというのも、コスメカウンターを長く利用するためのコツです。

 

 

 

コスメカウンターで化粧品を買う価値

 

今では、高級ブランドもインターネットの通販ではかなり割引になっています。

 

安く買おうと思えば、コスメカウンターへ行かずに、通販で購入した方が安く手に入ります。

 

例えば、amazon楽天市場などの美容コーナーは、品揃えが豊富ですし、定価以下の価格で購入できます。

 

しかしながらコスメカウンターへ、足を運ぶ価値はあります。

 

それはそのブランドのエキスパートであるB.A.(ビューティー・アドバイザー)がいるということにほかなりません。

 

彼女(最近は男性も増えていますが)たちは、ブランドに対して誇りを持って、接客してくれます。※一部にそうでない方もいらっしゃいますが。

 

その接客があってこそ、その化粧品の本当の価値も理解できますし、正しい使い方だけでなく、B.Aしか知らないような裏技も伝授してもらえます。

 

ですから価格は確かに高いのですが、そのレクチャー代も込みだと思うと、納得できるのではないでしょうか。

 

今の時代情報は無料が当然のように感じますが、雑誌にも載っていない生の情報は、通販で買う差額以上に貴重なこともあります。

 

特に憧れのブランドの商品を初めて買うのであるなら、口紅1本であっても、コスメカウンターに出向いてみることをおすすめします。

 

もし、コスメカウンターに行って満足できないようでしたら、それから通販を利用するようにしても遅くありません。

 

コスメカウンターで買うべきもの

 

ただ、コスメカウンターで買うほうが良いものと、わざわざ出向かなくてもいいものもあります。

 

たとえば新製品は、その場で使い心地を判断できますから、出向くべきです。

 

それとリピート買いすることが多い、ファンデーションに関しても、実はあえて出向いて購入するべき商品です。

 

 

その理由は、ファンデーションは、どうしても同じ色を選びがちですが、日本人の肌色は季節で変わりやすく、またお手入れ次第でも似合う色が変わってきます。

 

そのため、肌チェックをしてくれるB.A.(ビューティー・アドバイザー)の診断を受けてから、買うほうが失敗が少ないです。

 

つまり顔が白っぽくなったり、逆に暗くなったりと言うことが避けられます。また肌の気になっているシミなどを隠す際にも、おすすめの色をB.A.は提案してくれます。

 

そこでコスメカウンターでは、ファンデーションは買うべきもののリストに入れておくと良いです。すると1年を通して、最高の肌を演出する色を選んでもらえ、満足度が高くなります。

 

同じ商品だったとしても、製品のリニューアルが行われた場合でも、色が微妙に変わってくることもありますし、質感が変わることもあります。

 

そのため実物を試しに行くという感覚で、相談しに行くのはおすすめできます。

 

似合う色や質感、好みの仕上がりなどをよく相談しておく

 

また、その時々の季節で肌に合う色や質感、好みの仕上がりなどをよく相談しておくと、買ったけれどまったく使わなくなってしまう、ということが起こりにくく、使うたびに不満を持つこともありません。

 

実際に大きな面積を占めるものがファンデーションです。

 

ですからB.A.と一緒に吟味することはとても大事になってきます。

 

多くのコスメカウンターでは、そういうサービスを行っています。またB.A.も客観的に映える色を選んでくれるものです。

 

常にリピート買いしているものほど、実物が今の自分に合うかを再確認するためにも、あえて出向いた方が良い買い物ができますし、肌の色は変わることを覚えておきましょう。

 

 

接客が良くなければ、買わない判断も

 

 

また、コスメカウンターに行って接客を受けたけど、B.Aの印象が良く無ければ、無理に買う必要はありません。

 

お客に心地良く買ってもらうということがコスメカウンターにいるB.A.の役割のひとつです。

 

あえて専門の販売員(B.A)を置いて、各商品の正しい使い方をレクチャーした上でお客に購入してもらう。お客は、紹介してもらった商品の使い心地に満足し、次もまたそのお店(B.A)で買いたいと思って、リピーターになり、また訪れる。

 

その循環が繰り返されるのが良いコスメカウンターですし、お客もB.A(お店)もWIN-WINの関係になるのが、理想のビジネスです。

 

一方が満足し、片方が不快に感じたり、損をするのは、良いビジネスとはいえません。

 

これは、もちろんB.Aだけでなく、お客の方も不快だったり横柄な態度でB.Aに接するのは良くありませんので、お互いが気持ちよく過ごせる空間を一緒に作る意識は大事です。

 

ですので、あなたがマナーを持って接しているが、B.Aの接客があなたにとって、不快だったり、不親切に感じるのであれば、そのお店で買わなくても良いですし、そういう雰囲気作りが出来ていない場所ならより一層、買うべきでは無いと思います。

 

始めに戻りますが、通販なら定価以下で安く買えます。

 

魅力的なものが見つからなくても、メイクのヒントを得て帰れるのがコスメカウンターの良さでもあります。また接客が良ければ、再度、自分が欲しいものを相談して、次の機会に楽しみを取って置くこともできます。

 

こういった臨機応変に美容の相談に対応してもらえるのが、通販にはないコスメカウンターの魅力であり、価値です。

 

 

勧められても納得できなければ買わない

 

 

多くの方がコスメカウンターでB.Aから商品を勧められた際に、せっかく勧めてもらったので断るのも悪いし、また、そんなに勧められるなら買わなければいけないなど、理由はどうであれ、勧められたら購入しなくてはいけないような意識や印象をお持ちではないでしょうか。

 

でも、これは間違いです。勧められても、自分の価値観に合わないと判断したら、買わないという選択をしても良いです。

 

たとえばファンデーションを試しにつけてもらって、肌色は確かに満足できても、つけ心地が気に入らない場合、は、買うべきではありません。

 

つけた感触が好みでなければ、そのファンデーションは最後まで使うことなく、引き出しにしまったまま、使わなくなってしまうということもよくあります。

 

また、化粧品の説明をされても、自分のライフスタイルや好みにあっていなければ、買うべきではありません。

 

やはり、納得したものだけ買うべきです。

 

ですからコスメカウンターで気になった化粧品があっても、説明などされ、試しにつけてもらっても、気に入らなければ、買わない、という勇気も持っておくべきです。

 

なぜなら化粧品は理想の女性に近づける夢を与えてくれる半面、日常的に使う実用品であるからです。

 

その部分を多くのB.A.(ビューティー・アドバイザー)もわかっているはずです。

 

好きになれないつけ心地や香りであれば、いくらお勧めされて、その時は良いと思っても、一人で冷静になって使ってみると、やっぱり合わないということはよくあります。

 

どんな商品でもそれを選ぶかどうかは自分で決めること

 

コスメカウンターでは自分の好みをしっかり持ち、価値観も揺らがないことで、本当に自分に合った良い化粧品を手に入れることが出来るようになります。

 

新製品であっても同じです。

 

むしろ新製品であれば、さらに自分の価値観を確立させて、選んでいくべきです。勧められてから、本当に自分が欲している化粧品かどうなのかを判断することは重要なことです。

 

特に、化粧品と触れ合った時の第一印象は、すごく大事ですし、信用して良い情報です。

 

つけ心地があまり良くない、香りが好みでない、色味が欲しい色とちょっと違うなど、初めて使うからこそ感じる感覚や違和感などがあれば、そういう感覚は大事にしましょう。

 

また、そういった細かい感触というのは、B.Aにはなかなか伝わりにくいです。

 

ちょっと位、気になる部分があったとしても、他の部分がすごく良い商品であれば、B.Aは、お客のデメリットよりも、良さを強調しがちです。特に客観的にも評価が高い商品であれば、なおさらです。

 

しかし、ご自身の肌が拒否していたり、違和感が少しでもあるのであれば、いくら勧められても、買わない、という選択をする方が良いでしょう。

 

結局、その時は勧められるまま良いと思って購入しても、後々、やっぱり合わないかもと思って使わなくなってしまうようでは、意味がありません。

 

またそのことで、勧めてくれたB.Aに対して、後になって、話が違うと、責任を相手に押し付けるようになってしまっては、良くありません。

 

コスメカウンターは新しい出会いも与えてくれますが、その商品を最終的に選ぶかどうかは自分自身でしかkり見極めましょう。

 

良いコスメカウンターの見分け方

 

同じ化粧品ブランドであっても、良いコスメカウンターもあれば、首をかしげてしまうコスメカウンターもあります。

 

できれば同じ化粧品ブランドの製品を買うのであれば、良いB.Aがいるところで買う方が気持ちよく買えますし、そういう人に出会えれば、そのお店でお金を使いたいと思えます。

 

そこで見分け方も紹介します。

 

コスメカウンターの良し悪しは試しに使う際に見られるメイクのパレットに清潔感があるかどうかでおおよそわかります。

 

 

もしもアイシャドウの粉が散っていたり、ファンデーションのスポンジが汚れているのであれば、あまり良いコスメカウンターだとは言えません。

 

それだけB.A.(ビューティー・アドバイザー)の店頭管理が良くないことの現われです。それに汚れているものでは試してみたくはならないと思います。

 

ここで良し悪しはわかります。

 

またB.A.の態度が「良いものをすすめよう」という姿勢ではなく、「とにかくノルマを達成しなきゃ」という感じであれば、欲しいものがあっても、他のコスメカウンターで買うほうが納得して買えます。

 

それにB.A.自身に清潔感がなければ、そのコスメカウンターはおすすめ出来る場所とは言えません。

 

また同じ化粧品ブランドであっても、地域によって、B.A.の質も変わってきます。

 

「放っておいても、このブランドは売れるから」

 

という態度で接客するような店舗ではあまり買いたくないはずです。

 

気持ちよく買うことが出来なければ、化粧品は楽しいものではなくなります。

 

コスメカウンターは、その化粧品ブランドの顔でもあります。その顔に泥を塗ってしまうような店舗では、買うべきではありません。

 

自分自身が、「ここで買って良かった!」と思えるコスメカウンターで購入することが、コスメカウンター全体の質を上げることにもつながります。

 

お気に入りのコスメカウンターとはほど良く距離を持つ

 

うまくコスメカウンターとつきあいたいのであれば、ほど良く距離を持つことは重要になってきます。

 

これは礼儀を守るためでもありますし、B.A.(ビューティー・アドバイザー)との関係を慣れあいにしないためでもあります。

 

B.A.も人間ですので、頻繁に通っているお客様は確かに対応が優しくなってくることでしょう。

 

でも、そこに甘えるのは良くありません。

 

あえてほど良く距離を持つということを思い出して、その優しさに甘えないようにしないと、惰性で必要ではない化粧品を買ってしまうようになってしまいます。

 

また礼儀も大切です。

 

いくらその化粧品ブランドで毎月たくさん買い物をしているとしても、お客様は一人だけではありません。

 

あくまでも自分がたくさんのお客様のひとりであることを忘れてはいけません。

 

いうなれば少しばかり緊張感をコスメカウンターとは持っておくほうが、無駄な買い物もしませんし、「嫌なお客様」リストにも加えられることがありません。

 

自分のほかにもお客様がいて、新製品の説明を聞きたいかもしれません。そういう気遣いを持つことも、実際には上手に買い物をする、新製品を選ぶコツになります。

 

良い意味での緊張感を持って、化粧品は選ばないと、損をしてしまいます。

 

そのためほど良く距離を持つことが大切になります。

 

コスメカウンターでは解答が出ない場合

 


コスメカウンターに在籍しているB.A.(ビューティー・アドバイザー)は、その化粧品ブランドのスペシャリスト達です。
またスキンケアやメイクに関する知識も十分にあります。

 

ですから自分の肌に何が不足しているのか、お手入れでどこが間違っているのか、メイクが決まらないのは何故か、といった悩みの解答も用意しているものです。

 

意外と口紅の色に問題はなくても輪郭の取り方がずれていたり、眉の長さが不十分であったり、ということを、B.A.が指摘することもあります。

 

また口紅はツヤのあるものよりも、マットな感じの方が似合う、逆にグロッシーにしたほうが唇の魅力が生きるという場合もあるので、多くの場合、コスメカウンターで答えは見つかります。

 

またスキンケアのお悩みに関しても、自分で良かれと思っていたお手入れが間違っているという場合もあります。

 

自己流のスキンケアの間違いがわかることも多くあります。

 

不足しているか、過剰であるかも教えてくれます。

 

ところが多くの場合、メイクの悩みやスキンケアの悩みの解答が出るコスメカウンターでも、答えが出ないことも稀にあります。

 

その一つが、深刻な肌トラブルです。

 

ニキビや吹き出物など、あきらかに肌トラブルであるとわかる症状が出ている場合は、化粧品に頼るよりも、専門のお医者さんがいる皮膚科で診てもらいましょう。

 

特に、肌に対する悩みや気になる症状が継続的に続いていて、一向に改善が見られない場合、一度皮膚科で診てもらうことで、原因が特定出来る場合があります。

 

単純に化粧品が合ってないと言う部分もありますが、生活習慣に問題が合ったり、他の原因によって肌トラブルが起きているということもあります。

 

それはお医者さんでしかわからない情報になります。

 

メイクが合わない、好みのメイクにならない場合

 

またB.A.がいくらメイクが上手くても、個性を生かしたメイクは不得手であることもあります。

 

この場合はコスメカウンターよりも、気心の知れたヘアサロンでメイクを頼んでみることも、満足できる答えが出ることがあります。

 

メイク料金は確かに高いですが、勉強代と考えて、プロのメイク方法、どんな色をどう使うか、何を使ってつけるのかを学ぶことができます。

 

美容雑誌は基本的にある程度、テクニックと自分の顔の個性を知っている方でなければ、参考にならないことも多くあります。

 

また雑誌用のメイクは実際に見ると、かなり濃くなっていることもあります。日常使いには向かないこともあります。
自分に向いてるメイク方かどうか、知っておきましょう。

 

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